シリーズ安全衛生ピンポイント
リスクアセスメント
客観性・網羅性を確保してRAリスクアセスメントを展開 残留リスクに対応しつつ安全作業を進める
キヤノン株式会社綾瀬事業所
カメラ、プリンター、オフィス複合機などを手がけるキヤノン(株)において、半導体デバイスの開発や生産を行っている綾瀬事業所(神奈川県綾瀬市、従業員数248人(2024年12月31日時点))では、リスクアセスメントとその低減措置を基に安全作業を進めている。 「全ての作業、全ての装置」を対象に、管理職者・職長等・作業者がメインで実施。非定常作業を含めて全ての作業の洗い出しと危険源の特定を行い、許容できないリスクのみを評価し低減措置を講じる。残留リスクを作業場に見やすく張り出すことで作業者に周知し、適切な装置の取扱などに努めてもらう。 本稿では、同社綾瀬事業所におけるリスクアセスメント等の取組を紹介する。(編集部)
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