シリーズ重大災害の記録
暗渠内部の補修工事中、一酸化炭素中毒で3人死傷
~非定常作業における安全の軽視~
群馬県内の暗渠補修工事現場で、作業員3人が補修作業に使用する設備や機械等を暗渠内部に設置および機械等の動作確認をする作業を行っていたところ、使用していた高圧洗浄機の内燃機関により一酸化炭素が発生。一酸化炭素中毒により、1人が死亡、2人が負傷した。 本件を受けて所轄労働基準監督署は、暗渠内で内燃機関を有する機械を使用するに当たり、内燃機関の排気ガスによる健康障害の防止対策を講じなかったとして、工事の元請であるA社と被災者の1人でもある工事課課長Zを、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検したと発表した。 本稿では、取材により明らかとなった災害発生原因の詳細とその対策を報告する。
News
- 6.75mを超える箇所ではフルハーネス型選定を(◆厚生労働省/墜落制止用器具の安全使用ガイドライン)
- 労働災害再発防止講習会を開催(◆東京・池袋労働基準監督署)
特集とぴっく
厚生労働省委託事業
平成30年度「雇用管理研修」がスタート!
◆(株)労働調査会
連載安全衛生監督ファイル
第76回 作業構台からの落下物で被災
連載なくせ労働災害!事故の型別防止対策
第7回 「有害物との接触」による災害の防止
連載メンヘル・セクハラ・パワハラの法律と実務Q&A
第32回 『職場復帰支援の進め方②』
休職者が復職可能性の立証責任を果たした場合 使用者側には反証を行う責務がある
連載使ってみよう!チェックリスト・様式集
チェックリスト・様式集⑤
解説・資料資料
平成29年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確報)
死傷者数544人、死亡者数14人 ともに前年より2割程度増加
◆厚生労働省
解説・資料安全衛生ファイル
2018年5月の出来事
送検事例安衛法違反による送検事例
No.1021
食料品製造工場で具材の攪拌作業中 作業員が攪拌機に巻き込まれ死亡
労務相談室
- 衛生管理雇入れ時の健康診断/入社前の診断結果は提出可能か
【労働安全衛生広報】読者会員専用サイトでは以上の記事の全文(PDF)を閲覧できます。